肥満の予防ポイント
肥満そのものは病気ではありません。
でもさまざまな病気を引きおこす引き金にはなります。
肥満とは体内の脂肪組織が過剰に蓄積された状態のことを肥満といいます。
どうして肥満になるのかと言うと、答えはとても簡単です。
摂取したエネルギーより消費されるエネルギーが少ないからドンドン太ってしまい肥満になるのです。
だから、体重が重いから肥満と言う訳でもなくて、
筋肉質のタイプで体重が重く脂肪組織の割合が少ない人は肥満ではありません。
肥満体型には次のようなものがあります。
洋ナシ形肥満(皮下脂肪型肥満)
女性に多いタイプで、下半身型肥満ともいわれています。
腰・おしりに脂肪が多くついてしまう肥満です。
健康上はあまり問題がありませんが、くれぐれも油断しないように!
リンゴ型肥満(内臓脂肪型肥満)
男性に多いタイプで、上半身型肥満といわれています。
腹部に多く脂肪がつく肥満です。
ウエスト÷ヒップ=0.8以上になると肥満型です。
この肥満は高脂血症・糖尿病・高血圧病気を引きおこす可能性があるので注意するように。
肥満の予防ポイント:適度な運動をする
日常生活の中でなるべく体を動かすことを意識しながら、行動します。
テレビを見るときにバランスボールに乗ってみたり寝転がっているときに足あげ運動などをするのもいいでしょう。
運動をはじめようと思っている人に注意!
突然激しい運動をはじめると体にものすごく負担がかかります。
ウォーキングをはじめるしろ、どんな運動をするにしろ、体に無理な運動はかえって体を壊してしまうこともあります。
運動をはじめるときは、今までの生活の中よりも、歩く時間を増やすことを考えて
自転車で行っていた買い物を歩くことにすることからはじめて、徐々に歩く量を増やすといいでしょう。
無理をすると体にもよくなく、当然長続きしません。
楽しく無理せず自分のペースで運動しましょうね。
肥満の予防ポイント:急激な減量はダメ
肥満の予防には、たしかに減量をすることにありますが、
食事の量の調整や運動を急激にしてしまうと、体に負担をかけすぎるのでしないように注意してください。
無理のない食事と運動を心がけるようにしてしましょう。